土壌改良材
コア技術は「土壌元気君 Cr」(特許技術)であり、利用場面に応じて商品ラインナップを揃えています。
全タイプ、六価クロム含有の心配はありません。
- 1.土質、汚泥の選択性
- 本剤は、有機物質が存在しても殆どその影響は受けません。
改良対象の土壌や汚泥に有機物が含有していても何ら問題なく団粒化が進み強度が増します。
- 2.高含水汚泥、含油汚泥処理対応(100%無機成分で吸水性ポリマーは含みません。)
- 本剤の嵩比重は0.7±0.05(g/cm3)とセメント・石灰系固化剤の約半分の軽さで、比表面積も23.8(m2/g)と他のフライアッシュ系に比べ桁違いの大きさを誇ります。
ポーラス(多孔質)面である特性とを活かして、ヘドロ・杭工事等の高含水建設汚泥の水分を短時間で吸収し搬出可能な状態にします。
また、吸水性ポリマーと違い、造成盛土として再利用しても地盤沈下を起こしません。
- 3.pH調整機能
- 本剤に配合された数種の成分の中和能により、固化反応助剤としての作用効果と同時にpH調整剤としても機能します。
従って処理後の土質のpH値を中性域に維持でき、環境保全上からも画期的な改良剤といえます。
- 4.消臭効果と有害物質の封鎖効果
- 汚泥中に含まれる臭気や有害物質は、殆どが汚泥中の水分に溶け込んだ状態で存在しています。従来の固化剤は化学反応により水分を取り込むか、水分を蒸発させる反応であるため、汚泥の悪臭に対しては無力であり、逆に悪臭を周辺に発生させてしまうという問題がありました。
本剤はそれらの水分を成分中のポーラス(多孔質)面に吸収・収着させ、その表面をエトリンガイトやCSH等の硬化反応生成物でコーティングしていくため、固化反応の進展と共に臭気は軽減され、固化反応終了時には全く無臭となります。(→ 固化原理についてはこちらをご覧ください。)
同様に重金属イオンやその他の有害物質も成分内部に閉じ込められるため、再溶出を防止できます。
- 5.改良後に期待される効果
- ●弊社の土壌改良剤で改質処理された土は、団粒化状態になるので透水性が高く、水はけの良い土壌に変ります。
●吸水性が高く且つ保水性も備わるので、長雨による泥濘や暴風雨による表土の流出も防げます。
●セメント・石灰系固化剤で施工された造成地のように強アルカリ化しないので、施工直後の植生が可能であり、加えて酸性雨に対する中和機能も具備するので生育の向上も期待できます。
●強度面については、適宜転圧する事により速やかに固化し、数日の養生期間を置くことで強靭な地盤となります。
●団粒化が進行し均一化して、時間と共に周辺の土質に馴染み、人為的な固化という状態を超えて、自然な地盤に近い状態が期待できます。
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